2006年07月16日

あまり見たくないかもしれないけれど

右頬に腫瘍

13日お散歩中の写真です。

皆さんからのコメントを読んで、この数日いろんな事を後悔したり悩んだりしています。
来羅の状況に変化があるわけではありませんが、今後、同じようにファンシーラットを育てていかれる方や現在育てていらっしゃる方に少しでも情報が伝わればと思い、厳しい意見だとしても心して聞いています。

飼い主ですが、鼠類については、小学校の頃ハムスターを2匹飼った事がありますが、いつの間にか家から姿を消していたので寿命で亡くなったのか、病気だったのか記憶がありません。
その他、子供の頃は秋田犬とパンダウサギの繁殖を家で行っていましたが、それらはもらわれていくか、家で亡くなるなどしています。
犬、猫、鳥等については飼い主が生まれた時からずーっと何かしらを飼っていて、飼い主の子供の頃は、今のようにペットを大事にするというより、庭で放し飼い、食べ物も人間の残りといった感じでしたから、長生きという程に生きたペットはいませんが、ここ最近まで生きていたものや現在生きているペット達については、人間と同じようボケがきたり目が見えなくなったり等の症状が出て、ほとんどのペットが老衰(猫でいうと20歳前後)で亡くなっています。
ほとんどという表現を使ったのは、飼い主の実家では相変わらず放し飼いの犬や野良犬が多く、それらによって命を落とす事故等があるからです。

で、今回初めてファンシーラットを飼うことになったわけですが、きっかけは、ファンシーラットが可愛い、物覚えがいい、よく懐くといった記事を読んだからです。
でも、実際に飼いはじめてみると、ペットショップでデグーの餌やい草で良いと言われたように、現実の生態からは離れた認識の下、試行錯誤しながら飼うという結果になりました。

◆ファンシーラットの情報について
飼い主が最初の頃、ハムスターのおやつを食べさせたり、人間が食べるものを与えたりということを日常的に行っていたのは、ファンシーラットはこう飼いなさいという情報に辿り着けなかったからです。
もちろんその後も人間の食べ物をあげていたでしょう?と言われればそうですが、ペレットを購入してからはペレットが主食であり、毎日主食として人間の食べ物を与えていたというわけではありません。人間の食べ物がどこまで含まれるか基準があいまいですが、飼い主が指しているのは、パン等の加工品です。その他の野菜・フルーツ・刺身・鳥肉・パスタ・ふに関しては添加物が入っていない事、先生もいろんなものを満遍なく与えて下さいといっていた事から含めていません。

来羅ちゃんはダンボラットでは?というコメントを頂いても、ダンボラットとファンシーラットの違いも分らず、耳の形状が異なるという事を知ったのは随分後になります。

病気については、「ラット普及委員会」のサイトを見て、呼吸器系の病気ばかり心配していました。ファンシーラットに腫瘍や癌といった病気が多いということも、来羅がこんな状態になって初めて知った次第です。
本当は、病気になってからの来羅の事は書かず、楽しかった記事や可愛い写真だけにとどめておきたいところですが、今後、同じようにファンシーラットを育てていかれる方や現在育てていらっしゃる方の為に少しでも情報は残しておくべきだと思い書いています。

◆腫瘍について
医者でもラットで実験を行った事もないので、事実を書く事は出来ませんが、病院関係の方から、ラットの腫瘍は人間の癌のようなもので、寿命で死ぬか癌で死ぬかどちらかだという情報がありました。
また、来羅の繁殖について先生に伺った時、ラットが実験に利用される事が多いのは、親の遺伝子を忠実に引き継ぐからだと聞きました。つまりは、母親か父親にそういう血があれば、子供に腫瘍体質(その他の疾患)を引き継ぐ事になり、近親間での繁殖は来羅の場合、同じような子供(呼吸器系の疾患や腫瘍体質の事)が生まれる確率が高くなるのでおすすめ出来ないという意見をもらいました。なのでフィース君とのお見合いの話の時、血縁状態を気にしていたのです。
先日、では来羅の姉妹も同じように癌になっているということでしょうか?と尋ねてみましたが、ラットの場合姉妹が一卵性双生児のようなものではなく、卵子1個に精子1個という感じで受精するので必ずしもそうではないと言われました。

『ラットの来羅』を見た飼い主さんが、(来羅が癌になったのはペレット以外の御飯を与えていたからだ)と判断した場合には、ペレットオンリーの食生活にしていただければ良いと思うのです。

今回来羅が癌になって、ラットの情報はほとんどありませんでしたが、ハムスターの腫瘍や癌については、亡くなった記事の中に沢山ありました。原因がどこにあるかまでは見つけることは出来ませんでしたが、もしもという推測の範囲で、ハムスターフードとして販売されているオヤツ類が実はあまりよくないもの、そこまで与える必要のないものであるとするならば、『ハムスターのおやつ』をあげている飼い主さん達(=ハムスター)に腫瘍や癌の発生が多いという原因の一つなのでは?と思うのです。
もう20年くらい前の話になりますが、当時飼っていた猫に常用食としてあげていた某メーカーのカリカリフードは食べ続けると石が溜まるという報告を先生から受けました。病院に来られる飼い主さん達の猫が同じ症状を発病したからです。それ以来、ヒルズのサイエンスフードに切り替えましたが、市販されているからと言って信用できるフードとは限らない事もあります。
そういった観点からも、今育てている環境・育て方・毎日何を食べたか、持病やかかった病気、そしてその子がどういう最後を迎えたか・・・という事実を書く事が、新しい命の生活環境の向上につながるのではないかと思うのです。

現に、ラットに腫瘍が多いといいつつ情報は皆無なこと、実験で沢山のラットが死んでいるにも関わらず、ラットをペットして飼う場合の情報が流れていないというのは何故でしょう?はっきりした情報を出すには検証が・・・といわれると本末転倒なので、飼い主さん達が少しでも情報を残して、新しい飼い主さんへの手掛かりになればと願うのです。

そしてラットを飼っている皆さんには、その時の育て方・何年生きたのか等、そういう事実を残して欲しいと思うのです。その中に天寿を全うできたラットがいたならば、それはとても貴重な情報になると思うのです。

◆病院について
来羅の体調が最初に悪くなった際、近くの病院に電話をしましたが、いずれもファンシーラットを知らないので診察できない・ラットと同じなら診察できるかな?等という返事で、大丈夫だというはっきりした返事がもらえたのは、1時間近くかかる病院でした。本当に心許ない現状です。動物病院の先生は、先生といえども得て不得手があると思うのです。以前、一般的な動物病院と書いてある病院の先生に犬のトリミングをお願いしたら、麻酔を掛けられてそのまま死んでしまった経験があります。でもその先生は猫に関してはすごく上手でした。
そういったことから、皆さんが病院に掛かられたなら、どこにいい病院があるか教えて欲しいと思うのです。

◆来羅のこれまでの環境について
来羅を購入した際、虫が沢山いた事。
年齢不詳な事。
家に着いたら予約した子と違っていた。ペットショップが犬猫ほどの個体差があるとは考えていない結果?
性別も言われたものと逆だった。けど飼い主は言われたままの性別と信じ育てていた。
懐く動物だという情報にも関わらず、しばらくはフーと言われ、最後まで抱っこは嫌だった事。
(人間に虐待されて育った猫を引き取った経験があるのですが、人が来ると震えたり発作が止まらなくなるという症状を改善するまで、ものすごい時間と愛情が必要だった経験があります。そのことを考えると、来羅の警戒心は生まれた環境があまりよくなかったのではないかと思うのです。)

ブリーダーさんにはいろんな事をお願いしたいです。餌として繁殖させてるので・・・と言われる方もいらっしゃるかとは思いますが、誰かの手に渡る可能性がある子ならば、近親間の繁殖を避け、清潔な環境で幼児期を過ごさせて欲しいと切に願うのです。

posted by 伶奈 at 23:59 | Comment(7) | TrackBack(0) | 病気?!
この記事へのコメント
私事ですが、アメリカに住んでる兄弟が最近一時帰国しています。
兄弟に聞いたところでは、アメリカではラットをペットとして飼ってる人が多いそうです。
兄弟も、3頭、飼ってたそうですが、やはり腫瘍を発生し亡くなったそうです。
もちろん、餌はペレットをやってたそうです。
ちなみに隣の人もラットを飼っていて、どうやら飼育放棄したらしく、兄弟の家の庭に出入りしてるのを目撃したところ、人目で分かるようなすんごい大きな腫瘍が出来ていたらしく、
「あんなに大きな腫瘍が出来たから、飼育放棄したのに違いない」とのことで、憤慨していました。
兄弟の飼ってたラットのカラーはいろいろだったようですが、隣の人のラットはアルビノだったようです。
兄弟の話では、子供の同級生の家でもラットを飼ってる人がいたが、やはり腫瘍を発生し亡くなったとか。
兄弟は、「ラットは腫瘍が多いとしか思えない」と言っておりました。

脂肪分が多い食事を続けていると肥満になりやすく、人間でも生活習慣病や悪性腫瘍が発生しやすいのは事実です。
しかし、麩やパスタや豆腐、刺身なんかで、悪性腫瘍が発生しやすいとは考えにくいです。

ハムスターなんかでも、腫瘍が多いのは事実です。
だから、アガリクス入りの餌が製品として流通しているのです。

うちにはモルモットもいますが、獣医の話では、モルモットやうさぎも、悪性腫瘍が発生するそうです。

以上、挙げた動物は、全て実験動物になってる動物です。
いいこととは思いませんが、腫瘍を含むいろんな病気にかかりやすい家系(系統)があるから、人間様の実験動物になっているのです。

人間の加工食品ばかりをメインでやっていて、若くしてこういう結果になったのなら、考える余地も充分あるかも、と思います。
しかし、コミュニケーション程度に少量、オヤツをやっていて、しかも、ペットショップからやってきて、正確な年齢や家族の病歴のわからない来羅の場合、悪性腫瘍の発生が、加齢によるものなのか、家系によるものなのか、環境によるものなのか、誰にも分からないかと思います。

子供のときにかまわれず放置されたまま大きくなると、どの鼠でも、人間に対して、警戒心を持っていますし、怖がってなかなか懐かないのは、うちには沢山の種類の鼠がいるので、どの鼠でも体験済みです。
来羅がだっこを嫌がったのは、大きくなるまで人間に優しくかまわれてなかった証拠だと思います。
つまり、子供のときに伶奈さんのもとにやってきたのではない来羅の年齢も、はっきり言って全く不明です。

亡くなったことは寂しいけれど、短い時間でも、伶奈さんと一緒にいられて、来羅の後半生はとても幸せだったに違いありません。
また、一緒に過ごせた伶奈さんも、同様だと思います。

幸せとは、時間の長さだけで決まるものではありません。

伶奈さんは、来羅を頻繁に病院に連れて行っていましたし、できるだけのことをなさったと思います。
Posted by 鼠飼い at 2006年07月29日 20:21
わたしも、まったく鼠飼いさんと同じ意見です。

うち、フェレットの話になっちゃうけど、フェレットフード以外食べない子だったんです。

おかげですごい長生きしました。だけどいろんな病気して、可愛そうでした。見てられなかったです。

それは、エサのせいなのか、まったくわかりませんけど。


できることなら、いろんなものを食べさせてあげたかったです。

そりゃ、人間用に味ついたの食べ物は、あげるべきじゃないけどね。

それでも、少しあげちゃったりとか、してしまうものですよね。かわいいペットには。
(ネギとか毒なものは絶対駄目ですけど)

うちのラッテも、里親んとこでは、ソーセージもらってたみたいでびっくりしました。
Posted by akko☆ at 2006年07月30日 00:33
akkoさんのラッテちゃんも、すんごいものを貰ってたんですね・・・

実は今、獣医さんから帰ってきたところです。

うちの、介護中の鼠がどうやら、子宮ガンらしいということがわかりました。
いきなり、今日、手術することになりました。
病院に通っていても、分からないときは分からないもんなんです。
昨日、たまたま、初めて、陰部に血性の小さなかさぶたのようなものを発見しました。

手術がもとで、命が縮まるかも分かりません。
でも、切り取ることができる可能性のあるところだから、一か八か、手術することになりました。

きちんとした老舗のメーカーのペレットを主食に、自家製の無農薬野菜、少量の果物程度しかやらず、生まれて一年半程度(寿命は2年半〜最高4年程度)でも、こういうことは起こりうるのです。

今日も獣医さんから、「鼠は腫瘍が多いから・・・」と、聞かされてきたところです。

動物を飼っていれば、こういうことはつきもの。
別に珍しいことではないんです。
Posted by 鼠飼い at 2006年08月02日 12:33
鼠飼いさん、今頃手術は終わっているころでしょうか・・・
本当に本当に無事に終わってくれることを祈っています。

鼠飼いさんのコメント何度も何度も読みました。
ラットがメジャーなアメリカでも、腫瘍で亡くなる子が多いという現状、こんなに可愛くて、賢くて、飼い主の事を癒してくれる子達が病気や実験で本来の寿命を全う出来ないという事はとても悲しいことです。
どうして実験でこれだけ利用されているのに、その子達の育て方とか病気に関する情報とか皆無なのでしょう、とても残念に思います。
Posted by 伶奈 at 2006年08月02日 22:08
伶奈さん、こんばんは。
うちの子、ぴんぴんしています、ご心配いただいて、ありがとうございます。

うちの子は、子宮蓄膿症も起こしていたらしく、結局手術しなければ、助からなかったでしょう。

実は、うちにはいろんな鼠類がいるので、ほぼ毎週のように、誰かを病院に連れて行っているのですが・・・
行く度に、最近、げっし目の動物の手術をした話や、彼らが回復室に入れられてるのを見るんです。
この前はがんの巻き毛モルモットで、その前は、ハムスターの副腎のがんでした。
今日も、つい最近、ハムスターのがんの手術をしたと聞かされました。
みんなどこからか、先生のうわさを聞きつけて、やって来てるのでしょうね。

これから日本も、ラットを飼う人がぼちぼち増えてくると思うんですが、ほんとに情報が少ないですね。
実験動物になるほど、昔から飼われてる動物なのに・・・

ちなみに、ラットを使って、お薬で奇形を起こすかどうかを実験しても、無駄だそうです。
なぜなら、ラットは人間様と違って、ひどい奇形で生きていくに不自由な状態になる胎児は、なんと、生まれてこないで、母体に吸収されるんだとか!
ほんとだとしたら、すごい能力ですよね、ラット。
それで、胎児が吸収されるために、出生率が下がってしまうそうなんです。
無駄な実験を、人間にはない能力を持ってる動物を使って実験するって、一体・・・。

日本では残念ながら、ペットショップは、自分の売ってる動物の本名も正しい飼い方も知らずに売っているところがとても多いです。
うちにも、来羅ちゃんみたいに、本来のえさでないものを、食事としてもらってた子も、いっぱいいます。

日本は、動物はブリーダーから直接手に入れるものだ、っていう認識が薄いですが、やはり、健康なペットを手に入れようとしたら、個人の信頼置けるブリーダーから、愛情いっぱいで世話をしてもらってる動物の子供を貰い受けるのが一番だと思います。
Posted by 鼠飼い at 2006年08月03日 02:06
鼠飼いさん、無事終わって安心しました。
腕のいい先生が近くにいるっていいですよねぇ。
来羅の時は病院まで1時間かかっていたので、具合が悪い時はやはり近くの病院でないとダメだと痛感しました。
新しい子が来た時には、元気なうちに近くの病院にかかってみて良い先生を探したいと思います。
それにしてもラットの胎児ってすごく不思議ですね〜。
Posted by 伶奈 at 2006年08月03日 19:46
ジェイと申します。ラットが大好きで探しているけれど、札幌市に住んでいて、みつけられないです。繁殖している人をみつけたいけれど、知っていますか?空輸で送ってもらうのが安全だと聞いたけれど、2匹のメスの若いラットをどこで見つけられると思いますか?ありがとうございます!!

ジェイ
Posted by ジェイ at 2009年11月29日 19:02
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